2018年6月3日日曜日

標準化の落とし穴

現代社会の一つの大きな盲点は、すべてを標準化しようという試みだと思います。

今回のブログのテーマでは、具体的には、サプリメントや薬、健康補助食品などについてですが、こういったものの摂取量を標準化するのは、長期的にそれと付き合う場合、健康にとって大きなマイナスになる場合があるのです。

漢方薬でさえも、身体に合わない量で摂取すると、身体にとって毒となります。

標準量は大雑把な「目安」に過ぎません。純化した結晶のような健康補助食品を過剰に摂取することで得るデメリットにについて語られることはありません。

身体はほんの少量だけ必要で後は3か月以上いらないのに、一日3回飲み続けるようにしs持しているような場合は多いのです。

身体が健康であるための一つの指針として、生活から、身体やこころに負担になるものをできるだけ減らしていく必要があります。

環境的なものは、わかりやすいのですが、身体に入れるもの(食品、飲料物)やつけるもの(整髪料、シャンプー、化粧品、入浴剤、洗剤など)や身に付けるもの(衣服、アクセサリーなど)は気が付きにくいことが多いのです。

ただそういったもので身体にあわないものを排除していくだけで、病が治ってしまうことはよくあります。

特に石油由来の製品は、身体が拒絶することが多く、可能なら避ける方がいいでしょう。

ポリエステルや合成界面活性剤(洗剤)、化粧品や、入浴剤、整髪料、薬(漢方薬以外)もほとんど石油からできています。

オーガニックとうたわれていても、そういった石油由来の物質は多くの場合含まれているものです。

より健康になったり、病を治すために、薬やサプリメント、健康補助食品を飲むのに、それが原因で、健康を害してしまっては本末転倒です。

キネシオロジーによる筋反射テストで、身体が望んでいる本来の最適な量がわかります。

筋肉の声は身体の本音です。

身体の声を聞きたい方は、いらしてください。

自分で身を守る方法は、意識的に身体の声を聞く努力をすることです。

たとえば、飲む前に「吐きそうになる」、「苦しい」、「身体が嫌がっている気がする」などは、身体の正常な拒絶反応です。

身体が本当にそれを欲しがっているかいなか、よくよく見据えた方がいい場合もあります。

身体の必要量は大きく差があり、「標準摂取量」とは幻想のようなものです。