2018年2月23日金曜日

共存しているということ

既婚者の皆さんは、
ご夫婦で 共通の楽しめる趣味がいくつかあるかと思います。

アウトドア、インドアでも

共通体験の積み重ねは、お互いがより多くの理解と信頼関係を得ることができる貴重なものですね。

毎日できる共通体験といえば 「食事」

一緒に食卓を囲むことは、家庭作りの原点。


忙しくて全員が揃わなくても 週に1回でも、たとえ月に1回だとしても

御馳走でなくても、(例えばパンひとつだけだとしても)

その 「共に食事をする」 共通体験は生涯にわたって

つっかえ棒のように、精神の支えとなります。


そんな特別なことができる 家族という仲間がいるって

とてもありがたいことだと思います。

加えて
”乾杯” ができたら最高です・・・!
乾杯の起源を調べると面白いです。


中世、酒の席での毒殺が横行していた時代に、グラスを当てる衝撃によって中身をそれぞれのグラスに飛ばし、それをお互いに飲むことで毒が入っていないことを確認する。という意味もあったそうです。

他にも、グラスが重なる音で、「悪いものを払う」言い伝えがあったようです。


少し普段は苦手かな、という人とご一緒できれば大チャンスです。


こちらから笑って  
 
「乾杯!」しましょう。

あなたを、受け入れます、ということですから。



そういえば、

私たちの共通の話といえば、小さいころから今まで読んでいた本(文学、詩集)などが何度も話題になります。

でも私たち夫婦は見事に読書の趣味が合っていません・・・!( ´艸`)

感動するポイントまでズレています。


例えば、「アルチュール・ランボーの”地獄の季節”、彼の表現は辛くてたまらなかったよ」、
に対し、

「ああ、そこ、僕はおもしろくて気に入ってたんだ。新鮮だったし美しかった。」というぐあいです。


考えてみると

全然違う角度で見える世界を伝え合うから 共通しない感性のもと
共存する時間が成り立っているのかもしれません・・・!



※ランボーファンの方、申し訳ありません。好きな詩人のひとりです!