筋肉というものは、不思議なもので、潜在的に毒またはストレスがかかるものを握ったり、食べたりすると、力がガクっと落ちるのです。
これは、どれだけ筋肉を鍛えていてもどうしようもない話です。
重量挙げの選手が、甘い炭酸飲料を少し飲んだだけで、その方の潜在的な重量挙げの能力は一時的に下がり、実力を発揮できなくなるのです。炭酸飲料の中には、本人に合ったものもありますが・・・。
身体は、自分に有害なものを避けたり、フルパワーでそれにぶつからないようにできているのです。
朝、学校や職場に行きたくない場合も、身体がストレスを感じ、筋力が一時的に弱化しているのです。
嫌な人に会う場合も、身体の筋肉が大分落ちます。
会おうと思っているけど、身体に力が入らないというのも、身体が前もって相手に会うのを嫌がっているのです。
筋肉の反応は、脳の指令です。
脳の指令が神経伝達物質となって、筋肉の反応となって、筋肉の状態を決めます。
脳の指令ということは、生命維持や、ひいては健康や幸福に関わる反応であるということです。
私たちの身体は、幸福や健康を望んでいます。
逆に、身体によいものや、こころや体に有益なものを観たり、さわったり、食べたり、考えたりすると、筋肉は「強く」なります。
筋力が上がります。
ですから、運動選手や体力勝負の仕事をしている方は、普段食べるものや、細かくいえば、家で使うものや、普段の「ストレス」についてよくよく気を付けた方がよいのです。
そういった「要素」で身体のパワーは大分違ってきます。
またこういった筋肉のリアルな反応は、「ふだんの何気ない動き」であらわされます。
身体は敢えて「ストレス」がかかったり、自分の「毒」になるような行動や選択をしたがらないのです。
また、自分に元気を与えてくれるような「筋肉がパワーアップ」するような選択を好みます。
これは、スーパーで何気にとった品物や、昼のランチにどこを選ぶか?などの「何となく」した行動で現されます。
ここで「深く考えると」間違った選択をする可能性が出てきますが、「何気ない」行動や選択が最善のことは多いのです。
オーリングテストや筋反射テストで、判断するというのが、筋肉の反応を見る上で直接的な方法です。
これには、気をつけないといけない点があり、オーリングテストや筋反射テストは、自分一人では正確に行いにくいのです。
2人で正しく行うことで、正確に筋肉の反応がわかります。
今年は、自分で(一人でも)筋反射テストを正確に行うことをトレーニングする講座を開催しようと思います。
筋反射テストをしないでも「何気ない」行動が、筋肉の反応のことが多いのです。
筋肉の反応とは、脳の指令です。脳は貴方の幸福と繁栄をいつも願っています。
現代にいて大きな病にかかる人は、有害な「ストレス」や身体に毒になるものに多く囲まれた生活を送っています。
そのために本来の免疫機構がうまく働かず、深刻な病に罹ってしまうのです。
知識や頭で考えることを優先しすぎて、身体の本来の「声」を無視した生活を送ってるのです。