しょうが湿布という昔ながらの療法があります。
私は小さいころ、実家でよくしてもらいました。
アツアツの生姜湯にタオルを入れ、それを背中やお腹にあてるのです。
最初は大変熱いのですが、だんだん気持ちの良い温度になってきます。
生姜シップをはじめとした伝統療法のありがたさは何となく受けていた子供の頃はちっともわかりませんでした(笑)
30代になり本格的にセラピーや療法を仕事にする内に、しょうが湿布のよさも「からだ」でわかるようになってきました。
私たちの内臓は案外疲れているものです。
無理な労働を強いられそれでも悲鳴を上げずに、限界が来るまで頑張っています。
そういった内臓器官を「蘇らせる」わざがしょうが湿布です。
疲れ切って弱った臓器も不思議とこの療法で復活します。
昔の人たちの智恵とはすごいものです。