2017年12月1日金曜日

食事について



療法家として、食事についてよく考えてしまいます。

お米をほとんど食べずに、大体パンだけ食べて90代で現役の写真家の方もいますし、肉食が大好きな方で100歳を超え元気な方もいます。

玄米がいいとはいいますが、圧力鍋で炊いた玄米でさえも合わなく玄米食が続かない人もいます。

砂糖がよくないといいながら、多くの人は毎日のように大量の砂糖を摂取していますし、みなさん元気に?暮らしています。

迷ったら伝統食を参考にした方がいいという考え方があります。

長く食されてきたものは、われわれ日本人の身体に合っているということは予想されます。

比較的最近入ってきた食材は、まだ歴史的なデータが少なく、日本人の我々の多数の方に相性がいいいのかわからないのです。

伝統食を参考にするのは大変よいことだとは思います。

しかしながら、実際のところ、正しい食事の参考になるガイドラインはありますが、一人一人嗜好や体質が違いますので、試行錯誤しながら自分や家族に合った食事を見つけていくしかないのではいかと思います。

私は男性ですが、料理が好きで、よく台所に立ちますが、私なりに気をつけていることを以下に記していこうと思います。もちろん妻も料理好きですし、2人が作った料理が同時に夕食に並ぶことも珍しくありません。

・炭水化物や糖質は控えめに抑える。砂糖を控えて「みりん」や野菜でなるべく甘味をつける。

現代人は炭水化物、糖質過剰です。控えめに摂るぐらいが、疲れにくく、頭がすっきりしますし、肥満防止にもなります。吸収がよすぎるこれからの食品は、糖尿病の原因にもなります。しかし、身体をよく使う人にはいいかもしれません。

・大人の食事はカロリー過剰にならないように気をつける。食べ過ぎたら次の日以降調整する。

・姶良市蒲生の物産館など、良質の野菜が手に入る場所でなるべく野菜を買う。

・自己流に逃げずに、常に他の人のレシピを参考に「飽きずに」、「おいしい」メニューを考えてつくる。

・子供が好きなメニューに上手に野菜を盛り込む。たとえば、お好み焼きにゴーヤを盛り込んだり、ハンバーグやどんぶりものに豆腐や野菜を上手に入れ込む。

ゴーヤは、免疫の力を最高に上げる食品の一つですので、ぜひ子供に食べさせたいのです。50g食すると3時間癌細胞の増殖が多くの場合ストップするほどです。

・魚と肉のバランスをとれた食事を心がける。

・小麦粉は国産のものを使い、パスタはEU圏内のものを買う。

アメリカ産の小麦粉は遺伝子組み換え作物ですので、それを避けるためです。

私は、10代まで玄米食で肉をほとんど食べない伝統食に近い食事で育ちましたが、それはそれで悪くはなかったのかもしれませんが、肉の活力を得るなどの特性を考えると、子供には「肉」と「魚」をバランスよく食べさせるのがよいのではないかと感じています。