2017年12月14日木曜日

不登校はたいしたことはない

私自身高校を2つ中退という経歴をもっているせいか、セラピールーム ゴムの木には、高校に中々行けずに悩んでいるような方がよくいらっしゃいます。

「高校をやめずに頑張っている〇〇さんは、私よりずっと強いよ、頑張っている」と励ますのですが、私も似たような経験をしているので、その辛さは想像できますし、当時は今よりも世間は冷たいイメージでした。

一方の高校は通信制で大学入学検定試験(現在の高認)試験での単位取得のために入学したので、合格後は在籍する必要は無くなったのでやめました。

「高校をやめるか、やめないか」という問いに対しては、どちらでもいいと思うのです。

もちろん編入という手もあります。

高校をやめても、中学を多く学校へ行かずに過ごしたとしても、世間的な目では、最終学歴やどのような資格や専門性をもっているかどうかで見られます。

ですから大学を卒業したり、専門学校を卒業したり、国家資格を持ってしっかりとした専門を身に付けたら問題はなくなります。

就職にもハンデはありません。

ですから、現在中学や高校に中々通えなくて悩んでいる方たちには、「悩みすぎなくても大丈夫だよ」といいたいです。

中卒で美容師さんとして成功している人たちはたくさんいますし、高認を取って大学へいくという手もあります。

私は、高校を辞めてから大検(現在の高認)で鹿児島大学法学科へ行きましたが、高校を中退したから入試で不利益を受けたわけでもなく、大学を卒業しても、就職で不利益を感じたことはありません。

今では、「私は鹿児島で偏差値トップの高校と最下位の高校両方中退してる」と自慢しています(笑)

ラ・サール高校と今は無き鹿児島西高校通信制です。

後からになれば、すべて過去のことになります。大丈夫です。

私は、やめるという選択をしましたが、頑張って卒業するという選択でも間違いではありません。

学校へ行きたいのに、どうしても学校へ行くことが難しい方は、キネシオロジーセッションで、「身体の反応」から調整しています。

頭でわかっているが身体がいうことを聞かないので学校へいけない状態です。

キネシオロジーは「筋肉」の反応から身体をみていくセラピーです。

筋肉の声は、身体の本音です。

身体から「学校へ行っても大丈夫!」という形にバランスを取りながら調整していきます。

私も10代のころキネシオロジーに出会っていたら、流れが大幅に変わっていたかもしれません。

キネシオロジーでバランス調整を行うと、「頭の声」と「身体の声」が一致するのです。

以前は頭では「学校へいかないといけない」と考えてはいるが、身体は「学校へはいきたくない」という状態で、身体の声の方が強いので、学校へ中々いけないわけです。

キネシオロジーセッションで「身体の声」つまり筋肉の反応から変えていくと、学校に対するストレス反応が消えていき、学校へ行きやすくなります。

もちろん1回のセッションですべてが解決するというわけではないケースが多いのですが、他のセラピーも組み合わせ、じっくりと取り組むことによって、私は今まで受け持った方の大部分の方が高校を卒業という道を選んでいきました。