2016年12月4日日曜日

祝福と解放

人は死んだらどうなるのだろう?というテーマは、一つの人類の共通の関心ごとであり、私にとってもそうでした。

私は、亡くなった方とコンタクトをとったり、亡くなった方たちのことでたくさんの方の相談に今までのってきました。

死というのは、多くの方が誤解しているような、恐ろしいことではなく、むしろ、祝福であり、苦しみやしがらみの解放でもあります。

直近で亡くなった方がいた病室をみると、輝いているように感じたことはありませんか。

多くの場合、死の直後に天からの遣いに導かれ、「あの世」に人は導かれます。

死後の世界は、無数のバリエーションがあり、一言で語ることができないようです。

また、時間と共に、次の段階へ人は進んでいき、またそこで違う世界がまっています。

生まれ変わる方は10年から1000年ぐらいのスパンの間にまた生まれ変わり、その時、過去の記憶はリセットされます。

多くの宗教が語るように、あの世で幸せにすごすためには、この世で、よい生き方をしなくてはならない、というような教えは、間違っていません。

人を騙してきた人たちや、意図的に不幸にしてきたような方は、死後大変後悔するようです。

しかし、大方の人は、たとえ人を傷つけてきたとしても、許され、死後、やり残したことを思う存分したり、魂の修行に励んだりと、それぞれその方のテーマに従って充実した時を過ごします。

誰もが何度も生まれ変わり、その中には、大変恵まれた人生もあれば、その逆な生涯を送ることもあります。

そういった長い長い目で見たら、誰にも救いはあり、誰もが、言葉にできない「大きな目的」に向かって進んでいます。

宗教的な知識がなくても、よい生き方をしてきた方たちは、死後は幸せですし、死は恐れるものでなく、逆で、解放であり、祝福なのです。