2015年10月9日金曜日

自然と人工物



我が家には5歳と3歳になる息子がいますが、子供が小さいと子供中心の生活になってしまいます。

長男が小さい時は、今とは違う場所に住んでいまして、近くの公園によく連れていったのですが、彼が1歳ぐらいの頃から、「公園はせいぜい2,3歳までかな」という気がしていました。

公園という型にハマった枠の中で遊ばせても、子供という無限の可能性を持つ存在のほんの一部の能力しか育てないし、工夫されてはいるもののあまりにも制限されたものだからです。

それに比べ、一歩山や川、海に連れていけば子供の能力が育つ可能性は無限大になります。

あまりにもその差がありすぎるので、公園で手軽に遊ばせている自分に少しいたたまれないような感情を抱いたものです。

子供が2人になり、環境が変わり、忙しくなり、ものぐさになり、そういう感覚を私は忘れてしまいました。

しかし、なるべくキャンプに連れて行ったり、山、川、海・・・自然を楽しむことはさせています。

自然環境は、身体だけでなく、知性も鍛えます。ハコの中の学習では、知性の発達も限られると感じるのです。

息子と本格的な登山をするのが目標ですが、今だと長男と白銀坂(姶良市、重富にある石畳の坂)を上るぐらいが限界のようです。