2017年1月10日火曜日

なぜわが家では「てんさい糖」を使うか



わが家では、砂糖のかわりに「てんさい糖」(ビート糖)を使います。

てんさい糖だと料理がおいしくないという声もありますが、砂糖よりも甘さがマイルドなのがその理由かもしれません。

しかし、健康を考えたら、てんさい糖の方がメリットが大きいと思います。

砂糖は、身体を案外冷やします。身体が冷えると、大きな病気にかかりやすくなります。

特に注意すべき点として、あまり知られていませんが、低体温が「ガン」の一つの原因になっています。体温が高い方は、ガンの増殖がそれだけで抑えられます。ガンは低体温の状態では、増殖が活発になり、身体の恒常性が崩れている場合、それが抑えられなくなる場合があります。

今の世の中は、あらゆる食べ物が砂糖漬け状態になっていますので、元々高体温体質の方ではない限り、体温が下がる傾向があります。ましてや甘いものが大好きな女性はすすんで毎日のように砂糖を採りますので、体温が下がり過ぎて危険な状態になっている方が多くいます。

砂糖は、さらに、精神を不安定にさせます。砂糖を摂り過ぎる子供はあきらかにこころが不安定です。またイライラしやすく、我慢ができない気質になります。

砂糖は、分子構造的に単糖類なので、吸収がよく、血糖値を大幅に上げるので、その反動で、低血糖状態になります。これは、糖尿病のリスクを高めます。そのせいか、一度甘いものを採ると次の日に必ずまた欲しくなります。

砂糖は、さらに、多くの場合、筋力を大幅にダウンさせます。よってスポーツ選手にとっては致命的な影響を与えます。これは本来の力が発揮できなくなるという意味でのダウンなので、砂糖絶ちしたら元の筋力に戻ります。

緊急時の糖の補給にはよい場合もありますが、基本的に避けるべき食品であると考えています。

てんさい糖は、北海道などで栽培されるサトウダイコンが原料で、寒い地域で採れるもののためか、身体をやや温める作用があります。

多糖類なので、糖分の吸収が緩やかです。身体に有益なミネラルも砂糖よりも豊富です。基本的に身体にやさしい食品です。

砂糖は、南方で採れる食品のためか、身体を冷やし、また、白砂糖として精製されると、身体のバランスを崩す食品になります。よって、心が不安定になったり、筋力をダウンさせるのでしょう。

たまに甘いものを食べるぐらいでしたら、それほど問題ではないかもしれませんが、体温が低い方や、ものを食べるのが大好きな方は注意した方がいいかもしれません。