2016年9月6日火曜日

「氣」でなぜ身体がよくなるのか



身体には、表の顔と裏の顔があります。

表の顔が肉体です。裏の顔は「氣」の領域です。

この両者は切り離すことができず、実質的に同じものなのです。

包丁で指を切った時に、その瞬間に「氣」の施術を施せば、跡形もなく、傷がふさがります。

しかし、少し時間をおいて施術すると、瞬間的には傷は塞がりません。

しかし、傷の治りを大幅に早めることはできます。

この現象は、肉体の「氣」の領域が傷を「記憶」しないうちに、その部分を修復すれば、肉体の傷は残らないということ教えてくれます。

中国のベーシックな身体の捉え方にも、身体の「氣」の部分を整えて身体の病を治すという考えがあります。

セラピーの世界でも、キネシオロジー(タッチフォーヘルスベースのもの)やEFT(TFT)は、中国の経絡の理論を取り入れ、西洋的な合理的なアプローチでセラピーを行います。

アメリカ人や西洋人からしたら、日本や中国の複雑すぎる「氣」に対するアプローチは無駄が多いように感じるのかもしれません。

エッセンスだけを上手に取り入れ、世界的に受け入れられるセラピーを確立しました。

誤解を恐れずにシンプルに説明すれば、身体の裏の顔の「氣」の領域を修復できたら、肉体はすみやかに回復へ向かうということです。

肉体に病などの異常があれば、「氣」の領域にも異常があります。

その病の箇所の「氣」の箇所を先に修復すれば、肉体は速やかに治癒の段階に入ります。

肉体と「氣」の領域は不可分であり、本当は同一なのです。

氣の施術家はこの「氣」と治癒のプロセスを熟知していて、自信をもってどんな方にも施術を行います。

ヒーリングやクォンタムタッチヒーリングも、「氣」に直接アプローチする方法です。

西洋では、「氣」のことを「エネルギー」といいます。