2016年1月10日日曜日

老人へのあこがれ

日野原重明氏は、104歳の現在まだ現役の医師で、篠田桃紅氏は、現在103歳にて現役の墨美術家です。篠田氏の最近の本は大好きでよく読んでいます。

たまたまお2人が対談するという番組を昨夜放映していまして、私は映画を観る以外はあまりテレビを見ないのですが、その番組はとても興味深く見入ってしまいました。お2人とも頭はまだ大変冴えていて、年による頭脳の衰えは全く感じさせません。

長生きの秘訣は、日野氏は、Vision Venture Victoryの大切さを訴えていました。ビジョンを持ち(Vision)、冒険し(Venture)、勝利を得る(Victory)という意味です。日野氏は100歳でフェイスブックをはじめ、103歳で俳句を習い、他にも100歳代でも様々な挑戦を続けているそうです。

篠田氏は、長生きの秘訣は特にないそうです。

私は、以前からお年寄りに興味を持ち、いい老人になりたいという願望をもっています。老境になってこそいい仕事をしたいと思っています。

なぜといえば、理由はありません。霊的な観点から申し上げたら、人は生まれた時点でだいたいの人生の計画を立てています。ですから、そういうものかもしれません。

若いうちにお2人とも結核を患い、死を覚悟し、まさか自分が長生きするとは思わなかったそうです。

私たちも、神様の采配で、100歳を超えた老人を経験するかもしれません。充分その可能性はあります。100歳まで生き、しかも、お2人のようにまだ現役でライフワークを持っているとしたら、今からコツコツと新しいことをはじめるのは何も遅くない気がします。