鹿児島市にある島津家の別邸仙巌園ですが、中央の御殿の中庭と外には五角形の池があります。
これは、風水の影響で、こういう形のものがあるといわれています。
五角形は、周りの「気」を集める性質があります。
また「気」を整え、真っすぐに気を放射する性質も持っています。
池から気が沸き起こるようなつくりにしたのでしょう。
これは御殿の外側の池ですが、五角形の池の部分が、特殊な気が沸き起こる場所と一致しています。
このように囲うことによって、気を集約して、無駄に拡散しないようにしています。
姶良市の方からの山脈の気がらせん状に御殿付近に集約するようにもなっています。
島津家は、実践的に風水を活用していたことが伺えます。
徳川家もですが、「本当の」風水の智慧を活用している大名は長く存続しているようです。